こんにちわ♪
長時間、同じ姿勢で作業をしたので、腰がめっちゃ痛いアドベンチャーライフの石田です
先日ですが、安佐北区可部のお客様からご依頼があり遺品整理をおこないました。
遺品整理は本当に大変です
作業に入ろうと家の中に入ろうとしたら、足の踏み場がありませんでした。
2階へあがる階段です。
これはもうゴミの上を歩かなければいけません。
これはいったいどれくらいの量になるんだろう。。。

各部屋はもうゴミ袋の山でいっぱいでした。
一階のリビングは、荷物の重みで床がすべてぬけてしまっていました。
作業途中です↓
スタッフ4名で半日かかってやっと一部屋の半分です

やっと片付きました!
みなさん上の写真と下の写真は同じ部屋ですよ
ベットが埋まっていたって、上の写真でわかりますか?
丸一日かかって、一部屋分終了です↓
ちなみにこの部屋にお客さんが探してほしい家の権利証などがありました
2tトラック5台
4tトラック5台でやっとめどがつきそうです。

いろいろな事情があります
遺品整理をしていると
他の人に言えない事情や家族だから知られたくないことなどいろんな思いが詰まっているんだと実感させられます
今回は方は、セルフネグレクトになってしまったんだと思います
誰だってお風呂に入りたいと思うし、よごれていない服を着たいと思いますが
それさえもできなくなるくらいに病んでしまって、アルコールにおぼれてしまったんだと思います。
ゴミをためるあまり、トイレも洗濯置き場も台所もゴミでいっぱいになり
そしてトイレにいくのも面倒になり、たくさんの尿がはいったペットボトルがあちこちにありました。
心配で訪れてくれる息子にさえ家の中に入れなかったのですから、相当な葛藤があったんだと思います。
何年も遺品整理の業務を行ってきましたが、この現場はゴミの量、そして、臭いがとてもすごかったです
実印、家の権利書、墓の権利書、通帳など貴重品はどこにあるか?生前に話をしておくことが大切です
このゴミの山のなかから、お客さんの探してほしい物を探しだすのはとても労力と時間がいります
封筒や袋、引出の中やタンスの中、仏具の周辺、ベットサイドの近くなど貴重品がありそうな場所は丁寧に探します。
見つからない場合は、見つかるまでスタッフは気がぬけません。
ゴミとして袋に詰めてしまえば、お客さんの探している物は永久にみつかりません。
「探し物さがし」は遺品整理スタッフの腕の見せ所でもあります。
今回は実印、家の権利書、墓の権利書は、ベットサイドの近くにありました。
残念ながらスタッフ総出でがんばったのですが、通帳は見つけ出すことができませんでした。
家族でもお金の話はしたくないと思いますが
認知症になる前、生前にきちんと話をしておくことがとても大切だと思いました。
ゴミが捨てれなくなったらなにかしらのサインかも
ゴミを出せなくなった、散らかりだした、洗濯をしなくなった、家の中に人をいれないなどサインをたくさん出しています。
一人で抱え込まずに親戚に協力を得るとか、地域包括センターに相談するなど周りの協力を得ることがとても大切です