遺品整理をせずにそのまま空き家を放置していると大変なことになります
Contents
何件も遺品整理を行う中で衝撃をうけた4現場
水道管の破裂で売却予定の家が住める状態でなくなった家
停電でブレーカーが落ちてしまい異臭を放つ冷蔵庫
バルサンを仕掛けるのを忘れて害虫だらけの家
空き家にしていたら誰かが住んでいた家
何年も遺品整理の仕事をさせてもらいましたが
「空き家で放置」してしまったために大変になった4つの現場についてお話します
空き家を放置して水道管破裂
一番衝撃的だったのが、東京からのお客さんでした。実家の一軒家に見積もりに行きました。事前に見積もりをしてほしいとのことでしたので、秋ごろに見積もりにお伺いさせてもらいました。
作業自体は、次の年の春ごろから片づけを始める予定でした
キレイな家具や家電製品がありだいぶ買取できる商品がありました。ゴミのトラックはそんなに必要ないと思い見積もり書を作成して見積もりで終了しました。
しかし、その年の冬はかなり冷え込みました。しかも標高が高い山の方の家です
なんと、寒さで「水道管が破裂していました」
運が悪いことに田舎で周りの家も空き家が多くて水道管破裂に気づくのが遅れてしまいました。しかも水道管が破裂した場所は2階に設置してあったお風呂の水道管だったんです
お客様が発見したときには、2階から勢いよく水が噴き出ていたそうです
水で床がふやけてしまい、あちこちで床が落ちてしまう状態でした
家も売却予定だったみたいですが、とても人が住める状態ではありません
買取できる商品も水浸しで買取商品はほぼ全滅でした。
真夏の冷蔵庫に注意 停電で異臭騒ぎ?
広島市内のマンションでした。
こちらも長い間片づけられなかったみたいです
最近よくある豪雨で停電がおきブレーカーが落ちてしまいました
残念なことに冷蔵庫の中には食材がたくさんありました。
電気が止まったことは誰にもきずかれず冷蔵庫は電気なしです。
放置されていたのは真夏でした。
室内の温度はどんどん上昇していき冷蔵庫から臭いがもれてきました。隣人が異変に気づき通報で駆け付けたときにはもう手遅れでした
ありとあらゆるものに臭いがついてしまい買取できる商品も買取できなくなりました
冷蔵庫の中身は必ずチェックしましょう
開封してあるもの賞味期限が切れているものはなるべく捨てましょう
缶詰など賞味期限が長いものは持って帰るか人にあげましょう
長期間空き家にするならバルサンで害虫を防げます
家を放置していると害虫の巣になってしまうことがあります。
得に古いマンションや一軒家では、長い間あけて家に戻ると、とんでもないことになっていることがあります
ドラッグストアなどで売っているバルサンをたいておきましょう
1000円もしないです
空き家を出る前にバルサンを仕掛けて置いて帰るようにしましょう
得に霧のタイプがオススメです
火災報知器に反応しないタイプを選びましょう
空き家にしていたらいつの間にか誰かがすんでいた?
久しぶりに空き家にもどったら、ドアのカギが開いていて不信におもったそうです
中をのぞいてみると明らかに誰かが住んでいる形跡があったそうです
「誰もすんでないし、水や電気など通ってないから誰も使わないだろう」
って思って油断してしまったみたいです
このお客様はすぐに警察に相談したそうです。
捜査後に早く家を売却をしたいと思い弊社にご相談いただきました。
長期間空き家にする場合はご近所さんに一声かけておきましょう。
「来年の夏くらいまでに片付けようとおもっていてそれまで誰もいないです。片づけをするときは搬出時の音が出たり人が出入りしてご迷惑をかけるかもしれませんがよろしくお願いします。もし何かあったら連絡ください」
と伝えるだけで近所の人が不自然に思ったら連絡してくれるかもしれません
日頃のご近所づきあいって大切ですね
「空き家を放置していると危ないです 遺品整理のポイント」のまとめ
一軒家に限らず、マンションの場合でも空き家のままにしておくと、さまざまなリスクが発生してしまいます>
ご近所さんに迷惑をかけることにもなりかねません
塀が崩れる
屋根が倒壊しそう
放火
大量の虫
庭の草木
不審者の出入り
なるべくはやめに片づけはじめるようにしましょう
